『子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか?』手づかみ”投げ”には参るけど。
1歳2ヶ月の息子のことで、目下の悩みと言えば食事です。
離乳食を開始してから早8ヶ月。
泣いて嫌がり受け付けない期と、出されたものを出されただけなんでも食べる期がありましたが、
今は「とにかく自分でやりたい!そして投げ捨てたい!つまりあんまりお腹に入らない!でもそれはおっぱいで補えばいっか〜へへへ(とでも思ってそう)期」です。
毎回の食事が修行!
スプーンで食べさせようにも拒否され、手づかみできるよう用意しても、大半を床に投げ捨てられ…。
栄養面でも心配だし、毎食後の床掃除も正直しんどい。
怒っても仕方ないことなのに、手をかけて用意した時とかついイライラしてしまう。
修行が足りない私です。。
そんなこんなで、ちょっとモチベーションが維持できなくなりかけていたので、本を読んでみました!
手づかみ食べが、発達においてとても重要なことだと再認識させられます。
手づかみ食べは、ある面で言えば「自立への第一歩」だと言っても良いかも知れません。食べるということは命を保つこと、命を守り育てることじゃないですか。その自分の命を守る「食べる」という活動を「自分でやるんだ!」という第一歩が始まることだと言えます。(P26)
初めて「自分で!」という意識が生まれ、自我や意欲が育っていくこの時期に「それはダメ!」「やめて、散らかるでしょ!」などとやられると、子どもはいつも「自分」が否定されることになります。すると自分に自信がない子、自分のやることに価値が見いだせない子になっていきます。(P26)
本の中身は、幼児教育に精通した二人の対話形式で、手づかみ食べの重要性や、どんぐり保育園というところでどのように手づかみ食べを行っているかなどが語られます。
メニューも参考になりました!
というか、難しいことなく、おひたしや土鍋でやわらかく煮た野菜が中心で、「育児雑誌に載ってるようなおしゃれな離乳食じゃなくて良いんだ!」とほっとしました。
また、ハイハイの大切さについてもずいぶん話されていました。
赤ちゃんは四つ這いを通して、顔の周りの筋肉を強めていくのだそう。
ハイハイさせましょ~とはよく聞きますが、食べる力にも関係しているんですね!
その他、遊び食べに見えるような、食器から食器への移し替えなども、一つの発達段階なんだと知ることができ、学びの多い一冊でした。おすすめです!
読んだからと言って、毎食全部手づかみ食べで用意できているわけではないし、放り投げられると、やっぱりイライラしたり悲しくなったりもします。
でも、怒ってしまう頻度は減った気がします!
腹くくりました(笑)
歩くようになってから、ハイハイをなかなかしませんが、親が一緒にハイハイをしたり、上り坂を作ったり(坂や段差はハイハイになりやすい)、運動の方も気をつけていきたいですね~。