我が家流、超手抜きお食い初め!
お食い初め
お食い初めとは、生後100日ごろに行うお祝いの儀式。
乳児死亡率の高かった時代には、生後100日を無事に迎えられたことが今よりもずっとめでたかったのだろう。また、一生食べ物に困らないように、という願いも込めた儀式である。
手抜きの限りを尽くして
さて、我が家では、先日、ものすごーく簡略化した形でこれを行った。
私たち夫婦と子どもだけ。食事もできる範囲で用意した。冷凍の和風野菜ミックスを使った筑前煮や混ぜて炊くだけのセットのお赤飯、インスタントのお吸い物。歯固めの石(丈夫な歯が生えるようにと願うために使う)は省略。そして、鯛はたいやきで代用!
かなりの手抜きである。
しかし、私はこれで良いと思っている。当の本人は、まだ何がなんだかわからないのだし、実際に食べるわけでもない。一番大切なことは、成長を願う気持ち。そう、気持ち!
産後4ヶ月でたどり着いた、とりあえずの子育て指針
産後の私は、驚くほど体力がないし、精神的にもバランスを崩しがちだ。ちょっとした無理が、疲れやストレスとして蓄積されて、たびたび爆発してしまう。そんな中、無理しない形で、自分にできる範囲で、楽しんで暮らしていきたい。
お食い初めは必須の行事でもないので、やらないという選択肢もある。逆に親戚を集めて、料亭を予約して大々的に開催する方法も、写真スタジオできちんと写真を残す方法もある。いくらでもある選択肢の中で、私は「できるだけ手抜きをして、でもなんとか思い出の一つとしてやる」というやり方を選んだ。お食い初めに限ったことではなく、こういうやり方が、私には合っているなーと思う。中途半端と言われればそれまで。でも、こだわりすぎず、そうかと言って、なし崩しになりすぎず、自分の気力・体力の範疇で、楽しんで子育てしていきたいと思っている。
ま、これもまた理想の一つで、なかなか上手くいかないのだけれど。