あらいぐまのせんたくびより日記

3歳児育児に奮闘中!アラサー主婦の平穏な日常と読書など。

最近読んだ小説3冊

先月のある日、本屋さんをぶらぶらしていて、

「あ、最近小説読んでない!」と思って衝動的に購入した3冊。

 

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読みました。

三者三様、どれも面白かったですね~。

 

私はついつい女性の作家さんの本を手に取ってしまいます。

もちろん男性作家さんの本も読みますが、

男性は情景描写が中心、女性は心理描写が中心のことが多い点、

女性作家は女性が主人公の話が多い点から、

物語に入り込んで共感しやすいため、好きなんですねぇ。

つまり、私は共感したいのか⁉

 

 

幼いころ、読書と言えば、物語・小説を読むことでした。

 

それが大人になって、ここ最近は、実用書やビジネス書、参考書、ハウツー本の類に比重が傾いていて、小説を読む機会って減っています。

役立ちそう、ためになりそう、勉強になりそう、ってことが先立つんですね。

 

でも、今回3冊読んでみて、やっぱり物語っていいなーって思いました。

落ち込んでるとき、悩んでいるとき、行き詰っているとき、

その答えが書いてありそうな実用書や心を軽くする系の本を手に取ってしまいがち。

だけど、それだけではなかなか解決できなかったり、ときには、考えすぎて余計に落ち込んでしまうことも。

 

そんなときは、全っ然関係ない小説ですね!

実際の日常から、ちょっと離れられて、気分転換になります。

革新的な意識改革が起こるとか、知識・技術が増えるとかではないけれど、

現実の問題から、少し距離と時間を置けることに意味があります。

 

って、何か悩んでたみたいになりましたが、

なんにも悩んでないです(笑)

 

ただ・・・

 

育児に追われ、その育児も思うようにはいかず、

他のやりたいことはちっともやりたいように進まない日々の中で、

 

すこーしずーつストレスが溜まっていき、

もともと趣味の旅行に行くこともできず…

 

そんな中、ちょっとした逃避行ができるというか、気持ちが抜ける感じがして、

あー読書っていいよなって思った、というお話でした。

 

 

 

今回購入したのは全部文庫本。

600円前後でできる娯楽、と思ったらコスパも悪くないですよねー。

読書って「勉強」みたいに捉えられがちだけど、「娯楽」でいいと思います。

 

 

 

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

 

 中短編4作。個性的でバイタリティー溢れるキャラクターから元気がもらえます。

軽い気持ちで読めます。

 

主婦病 (新潮文庫)

主婦病 (新潮文庫)

 

 6編の短編集…のようでいて、つながっています。

共感したり、しなかったり。主婦ってひとくくりにされることもあるけれど、そんなことできるはずないよな、と思わされます。年代も事情もそれぞれなんだから。

中くらいの気持ちで読めます。

 

 

豆の上で眠る (新潮文庫)

豆の上で眠る (新潮文庫)

 

 「姉妹」をめぐるミステリー。毎度、湊かなえには引き込まれます。引き込まれるまでが早いんだよなー。

重めの気持ちでどうぞ(笑)

あ、でも、湊かなえの中では、軽い気持ちで読めますよー。